村人が勇者をめざすのは間違っているだろうか

~村人から勇者になるための物語~

1日遅れの初めての「母の日」~まだ見ぬあなたへ贈る手紙~

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今週のお題「母の日」

そいえば今日は母の日でしたか。世の人たちはどうやって日ごろの感謝を伝えたのだろう。

プレゼント? 花束? 豪華な食事? もしくは一緒に旅行に行った人もいそうだ。

きっと楽しい1日だったんだろう。

 

ん~良いなぁ…温かいね。家族って感じだね。

 

それで今この記事を書いているのが、5月12日の23時だからもうすぐ日付が変わる。まあ1日遅れの母の日ってことで、自分も何か便乗してみよう。

 

でも何をしよう…。正直、記事にするようなネタなんてないんですよね。

 

じゃああれだ。手紙でも書いてみようか?

文才ゼロだけど。てか手紙自体が人生で書いた記憶ないけど。

ではでは行ってきます。

 

~まだ見ぬ母へ~

 

え~と…初めまして。

…うんダメだ。やっぱり何を書いたらいいか分かりません。

当然ですよね?会ったことないですし、名前も顔も知らない。

俺が今生きてるということは、生まれた瞬間には出会っているはずですけど、そんな赤ん坊の頃の記憶なんてありません。

 

少なくとも物心ついたころには、あなたはもういなかった。

今どこにいるの?

元気なの?

生きてるの?もしくはもうこの世にいないの?

名前は?

年齢は?

家族は?

 

俺、あなたのこと何も知らないんだよ?

…まあ聞けないことをごちゃごちゃ言っても仕方ないか。

こんな風に俺が会ったこともないあなたに手紙を書いてるなんて、少しびっくりしています。

 

俺は元気でやっていますよ。

色々あったけど…本当に色々あったけど、何とか元気に生きています。

要するに相変わらずです。って言っても分からないか(笑)

 

数えきれないくらいの季節を過ごしてきた分、俺も大人になりました。

子供の頃から母親がいないってことに対しては特に気にしてなくて、寂しさもそんな感じなかったけど…。

不思議ですね。今になってあなたのことが少し気になります。

離れ離れで会ったこともないのに、顔もしらないのに、何でしょう…この感じ。

 

あなたとは思い出も記憶も何もなくて。

だから「思い出す」とか「忘れ去ってしまう」とかそもそもないのに、時々「母」の存在を懐かしいと感じます。

ホント変な話しです。スピリチュアルなことはよく分からないからやめとこうか。

 

ねえ…今元気に生きているんだよね?

笑って幸せに生きているんだよね?

そうだと良いなあ。

 

ちょっとだけ弱音を言ってしまうかも知れないけど勘違いしないでな?

普段はどんなにしんどい時でも弱音とかはかないから。

転んでもすぐ立ち上がって前見て強く生きているから。

 

未熟だった10代の時とかはさ、本当はツライことだらけだったよ。

生きていたくなかったよ。一人で暗闇にずっといる感覚。

長くなるからここには書かないけど。

もしあの時、あなたがいたらもしかしたら…。

 

いいや、「あの頃にもし…」なんてことは考えないようにしている。

過去ひきずってちゃ成長できないからね。

でも以前の自分に比べて色々なことを「許したり」「笑ったり」今ならば普通にできることも増えました。

 

まだまだ自分の人生に納得できていなくて、長い道を歩いている途中だけど少なくとも胸を張って生きています。

こうやって生きていられるのはあなたが生んでくれたからなんだよね?

つまり何を言いたいかというと…。

 

ん~あれだ。その…「生んでくれてありがとう」ってやつ。

うんありがとう。一生言う機会なんてないと思ってたけど、まさかこんなところで言う羽目になるとは。

そういえばこの手紙書いてたら日付が変わってしまったよ。

「母の日」に言えなくてごめんな。

 

そして俺らはきっと、顔も知らないまま一生会うことはないじゃない?

だからちょっと生意気かも知れないけどさ、最後に伝えたいことがあるんだ。

最初で最後だかんな?もう言わないから。

 

 

え~お母さん! 会ったことないけど…お母さんのこと大好きです!

お願いだから、ずっとずっとずっと幸せな人生送ってください。

本当に心から祈っています。

 

以上。

はあ…恥ずかしい…。柄じゃない…。

 

じゃーね! バイバイ。